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白子の特養で「愛と筋肉」の祭り 車いすボディービルダー湯浅さんがトーク

前回の様子(写真提供=はまひるがお)

前回の様子(写真提供=はまひるがお)

 白子町の特別養護老人ホーム「はまひるがお」(白子町古所)で11月7日、「オータムフェスタinはまひるがお 愛と筋肉のバリアフリー」が開かれる。ゲストに車いすボディービルダーの湯浅剛さんを迎え、トークショーを行う。

イベントパンフレット

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 主催は社会福祉法人優愛会。昨年に続き「愛と筋肉のバリアフリー」をテーマに掲げ、高齢者や障害のある人、子ども、地域住民が「同じ場で、同じ時間を、同じ熱量で楽しむ」ことを目指す。

 湯浅さんは小学生から大学まで野球に打ち込み、とある転倒事故で脊髄を損傷し、車いすを使うようになった。2012(平成24)年ごろから車いすバスケットボールを始め、パラリンピック日本代表を目指したが、新型コロナウイルスの感染拡大で施設の利用や代表活動が止まったことを機に、自宅での筋力トレーニングに力を入れ始めた。子育てとの両立もしやすく習慣化し、2024年から本格的に大会に出場。車いすカテゴリーの大会で3連覇を果たしたほか、全国大会でも優勝した。

 ボディービルを始めたのは「純粋に体がかっこいいと思ったから」。車いす利用者は「助けられる存在」と見られがちだとし、「スタイリッシュでかっこいい車いすユーザーになりたかった」と振り返る。

 退院後は飲食店、運動施設で利用を断られ、「歩けない自分が悪い」と落ち込んだ時期もあった。その後、バリアは個人の身体機能ではなく、本人の状態と段差などの環境とのミスマッチから生じるという考え方を学び、前を向けたという。「この視点を当事者だけでなく、高齢者や地域の人にも知ってほしい。ボディービルで社会を変えたい」と意気込む。

 企画した同施設センター長の今関愛さんは、大会などで活躍する湯浅さんを知り、ゲストに招いた。事前の対話で湯浅さんの考えに共感したといい、「段差があってもスロープや周りのちょっとした手助けがあればバリアフリーになる。5人組のヒーローのように、互いの特徴を生かして助け合えばいい」と話す。

 今回は、これまで出店者として招くことが多かった福祉事業所に出店を依頼せず、障害のある人にも客として楽しんでもらうことにした。今関さんは「気兼ねなく買い物や雰囲気を楽しみ、横のつながりや一歩踏み出すきっかけにしてほしい」と呼びかける。

 当日はキッチンカーやハンドメード作品、雑貨、ワークショップなど30店舗以上が出店。「本気のラジオ体操」「筋肉介護リレー」、餅つき・餅投げ、抽選会なども行う。湯浅さんのトークショーは12時40分から。

 開催時間は11時~15時。入場無料。