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横芝光町で「ぐるりFestival」 子どもたちが物々交換ブースを運営

Tシャツ1枚を作るのに水2720リットルが必要

Tシャツ1枚を作るのに水2720リットルが必要

 横芝光町の町民会館(横芝光町宮川)で9月19日、物々交換を通じて「ものの循環」を学ぶイベント「ぐるりFestival」が開かれた。

持ち込まれた洋服をきれいにたたんで並べる

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 主催は、ぐるり横芝実行委員会とNPO法人ありのまま。

 同実行委員会が横芝駅前情報交流館「ヨリドコロ」(横芝光町横芝)で毎月開いている物々交換会「ぐるり」を拡大して開催した。「ぐるり」は、家庭で使わなくなった品物を持ち寄り、会場に並ぶ品物と交換する仕組みで、ものを捨てずに次の使い手へ引き継ぐことを目指している。当日は台風の接近で雨模様となった。

 メイン企画は、事前に申し込んだ子どもたちが「主催者」としてブースを担当する「ミニぐるり」。子どもたちは持ち込まれた品物を並べて来場者を迎える一方、自らも他のブースで交換を楽しんだ。品物をきっかけに初対面の参加者同士で会話が生まれ、初めて会った子ども同士が交換したおもちゃで一緒に遊ぶ姿も見られた。

 「学校」をテーマにしたミニ授業も展開。生活、理科、社会、国語、特別授業の各コーナーを設け、Tシャツ一枚を作るのに必要な水の量の解説や、ヘチマとスポンジの実験、ごみやリサイクルに関するクイズなどに挑戦。地域の大人からの手紙や未来の自分に宛てた手紙のコーナーも用意したほか、「ぐるり」発起人・久本和明さんにインタビューも。

 会場入り口付近には、大量の空きペットボトルを並べた展示を用意。Tシャツ一枚を作るのに必要な水の量を、数字だけでなく、子どもにもわかりやすく視覚的に示したもの。ペットボトルは前日までSNSで呼びかけて集めた。同実行委員会の渡辺由香さんは「たくさんの人が協力してくれて、それが目の前にあるだけでうれしかった」と振り返る。

 久本さんは「所有、つまり『これは自分のもの』と考えるから奪い合いなど争いになる。ものを共有する社会にして、ものを循環させていきたい」と話す。

 不要になったものを捨てるのではなく、まだ使えるものを必要としている人に使ってもらうことで、ごみの削減にもつながる。参加した保護者によると、「ぐるり」に親しむ子どもたちには「このおもちゃもう遊ばないから、今度ぐるりにもっていこう」という発想が身についているという。物を大切にする心や、次に使う人を思いやる気持ちを育む場にもなっている。

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