旭市在住の大沼テツさんが9月12日、101歳の誕生日を迎えた。京都府在住の孫、遠藤恭介さんから贈られた玉露を味わいながら家族や施設職員に囲まれて祝いのひとときを過ごした。
大沼さんは現在、総合病院国保旭中央病院に併設する介護老人保健施設「シルバーケアセンター」(旭市イ)に入所している。同施設は、入所定員100人、通所定員30人を数え、医師や看護職員、介護職員らが常駐し、病院と一体となった介護体制を整えている。
大沼さんは1925(大正14)年9月12日生まれ。松戸市内の保険会社に長年勤め上げ、60歳での退職を機に、娘・遠藤たまきさんの嫁ぎ先である旭市に転居した。以降、旭市で、たまきさんの3人の息子の世話をしながら、犬や猫などペットの世話にも励んできたという。95歳になるまで自転車で市内を移動していたといい、転居から40年以上がたち、旭市は今や大沼さんにとって第二の故郷となっている。
たまきさんは「長寿の秘訣(ひけつ)は動物を飼っていたことだと思う。責任感を持って生き生きと過ごしてきた。数日前から誕生日を心待ちにしていた」と振り返る。
誕生日当日、大沼さんは「100歳の時は、市広報紙の敬老の日特集に掲載されなかったので、今年は楽しみにしていた」と話し、用意された祝いの品を手に「生きるぞ」と力強く意気込んだ。現在の楽しみは甘酒を飲むことだという。
たまきさんは「好きなもの食べ、好きなことをして、ストレスなく過ごしていってほしい」と話し、親族からは「『100歳まで生きる』と言い続けていたテツさんが101歳になった。これからも大好きな甘酒を飲みながら、穏やかに過ごしてほしい」と祝いの言葉を寄せた。
孫で京都府在住の遠藤恭介さんは「おいしい玉露を贈るので、祖母に飲ませてあげてほしい」とたまきさんに託したという。
この日はシルバーケアセンターの職員たちからも祝福の言葉が贈られ、大沼さんは終始笑顔で写真撮影に応じていた。