白子町の関小学校(白子町関)で7月7日、地域おこし協力隊の梅鉢真仁さんが主宰する「白子わくわくクラブ」によるボッチャ体験会が開かれた。
白子わくわくクラブは、全ての子どもが気軽にスポーツに触れられる環境づくりを目的とした取り組み。梅鉢さんは以前から地方移住に関心を持ち、移住先を探す中で地域おこし協力隊の制度を知ったといい、「誰もが通いやすいスポーツ教室」の実現を目指して複数の自治体に相談した結果、白子町へ移住した経緯がある。
経済的な事情や送迎など家庭の都合で習い事を諦める子どもや、地方では子どもの数が少なく選択肢自体が限られる「体験格差」の解消を目指し、指導者が学校へ出向く形でスポーツに触れる機会をつくっている。現在は町内の白潟小学校、南白亀小学校、関小学校の3校で活動しており、放課後の学校で気軽にスポーツが楽しめる環境を提供。
今回は「パラスポーツ茂原」の井上英樹さんを指導者として招いた。井上さんは普段、茂原市を拠点に活動しているが、社会福祉協議会でのボッチャ活動を通じて梅鉢さんと知り合ったことがきっかけで、今回の体験会に参加した。茂原市内では小学生と高齢者が交流しながらボッチャに取り組む機会が増えていると言い、井上さんは「今の子どもたちは昔よりもゲーム感覚に優れ、しっかり教えれば上達も早い」と説明。一方、本格的な技術を身につけるのは簡単ではないとしつつ、参加した児童の中に「見込みのある児童もいた」と振り返る。
体験会に参加した6年生児童は、昨年に続き2回目のボッチャ体験になったと明かし、「楽しかった」と話していた。
梅鉢さんは今後、白子町内での活動をさらに充実させながら、他地域への展開も視野に入れている。