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九十九里高生がウクレレに挑戦 かのんぷ♪指導「町の誇りを将来の力に」

授業の締めくくりに生徒代表が演奏する

授業の締めくくりに生徒代表が演奏する

 千葉県立九十九里高校(九十九里町片貝)で10月14日、音楽ユニット「かのんぷ♪」によるウクレレの特別授業が行われた。

丁寧な説明

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 音楽の選択授業を受ける2年生が参加。講師は九十九里町を拠点に活動する音楽ユニット「かのんぷ♪」の中村大介さん。11月に同校で開くフォーラムでの発表を目指す。

 中村さんはまず楽器の由来を解説。ウクレレはハワイ発祥で、原形はポルトガルの楽器「ブラギーニャ」。ハワイ語で「ウク」はノミ、「レレ」は跳ねるを意味し、弦の上で動く指が跳ねる虫のように見えたことが名前の由来という。弦が6本のギターに比べて4本と少なく、指の負担も軽いことを伝え、基本の「Cコード」の押さえ方を指導した。

 練習曲は中村さんが制作した九十九里の歌「99beach」。簡単な英語の歌詞で構成し、「音楽に乗せると英語のフレーズが頭に入りやすい」と中村さん。

 ウクレレを弾くのは初めてという2年のペレック・ジュリアンジョーさんは「とても楽しかった。コードが変わるところで少し戸惑ったが、練習すればうまくなれるかな」と笑顔を見せる。

 この取り組みは2022年、同校の創立50周年記念行事でかのんぷ♪を外部講師に招いた演奏企画がきっかけ。林正浩教頭によると、現在はコミュニティースクールの行事であるフォーラムとして定着している。フォーラムは創立記念日の11月22日に合わせて開くが、今年は平日に振り替えるため、11月20日にフォーラムが開かれる。地域住民や小中学校の教員に学校の様子を紹介する。音楽発表のほか、写真部や手芸部、書道部の作品、授業の成果も展示する。

 石川麻由教諭は1年次からクラシックギターやバイオリンなどの弦楽器に触れさせ、基礎を作った上でウクレレに取り組ませている。「精密な演奏が求められがちな音楽の中で、ウクレレは間違えても大丈夫だから楽しく表現しようと思える貴重な楽器。失敗を恐れず音楽を楽しむ心を学んでほしい」と話す。

 中村さんは生徒の上達ぶりを「普段からの石川先生の熱心な指導の成果」と評価する。次回は立ち姿勢や表情づくりなどパフォーマンスを指導する予定。「本番で拍手をもらう成功体験をしてほしい。先生でも親でもない大人として一人一人と向き合い、自己肯定感を育むきっかけになれば」と話し、「高校3年間で九十九里町への誇りを持ち、将来の強みや話の種にしてほしい」と期待を込める。