九十九里町を拠点に活動する「かのんぷ♪」が運営する「waioli music school(ワイオリ音楽教室)」の発表会が9月20日、山武市成東文化会館のぎくプラザ(山武市殿台)で開かれた。
発表会は年に1回の開催で、今年が15回目。ピアノやギター、ウクレレ、歌、ドラムを学ぶ年少から大人までの生徒が64演目を披露した。ソロや連弾に加え、ウクレレのアンサンブルやバンド編成の演奏もあった。
「かのんぷ♪」の中村大介さんによると、第1回は2011(平成23)年9月19日に開催。2020年はコロナ禍で中止したが、その年以外は毎年開いてきた。生徒は現在約100人。
発表会は、モチベーションの維持やスキルアップはもとより、応援してくれる人たちに感謝を込めて成果を見てもらう場と位置づける。大介さんは、生徒たちが年々演奏の精度を上げ、互いの演奏に刺激を受けながら「来年はこうしたい」という思いを強めていると説明する。指導は大介さんがウクレレとギター、中村里衣さんがピアノと歌を、それぞれ担当。
ウクレレのアンサンブルでカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」を演奏した久保田克巳さん・裕子さん夫妻は、前年度の発表会後の最初のレッスンから約1年かけて練習を重ねた。楽譜を受け取った際は「こんなに難しいの?」と感じたといい、本番は緊張で思うように弾けなかったがやりきったと振り返る。
久保田夫妻は、ライブでかのんぷ♪のファンになり、横浜で年1回開かれるウクレレピクニックで「かのんぷファミリー」の出演を見たことが、教室に通い始めたきっかけという。発表会への出演は今回で5回目。来年に向け、克巳さんは「もっとスムーズに弾けるようになりたい」と意気込む。
里衣さんは今後について「音楽の力を、弾く人にも聴く人にも感じてもらい、幸せの輪を広げていきたい」と力を込める。