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消えた鉄路「多古線」全通100年で記念文化祭 多古町に町内外から来場

記念講演の様子

記念講演の様子

 多古町の多古町コミュニティプラザ(多古町多古)で「バスの日」の9月20日、「千葉開府900年&多古線全通100年」記念文化祭が開かれた。

JRバス関東オリジナルの缶バッジつくり

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 台風が近づく悪天候の中、町内外から約120人が来場した。

 現在は鉄道が通っていない同町には、かつて成田と八日市場を結んでいた軽便鉄道「多古線」が走っていた。多古線は1911(明治44)年に千葉県営鉄道として成田-多古間で開業し、1926(大正15)年12月5日に八日市場まで延伸して全線開通。戦時中の1944(昭和19)年に運転を休止し、1946(昭和21)年に廃止された。今年は全線開通から100年に加え、1126年に千葉常重が現在の千葉市に本拠を移してから900年の「千葉開府900年」が重なる節目の年に当たる。同町は千葉宗家終焉(しゅうえん)の地で、千葉氏ゆかりの地として知られる。

 イベントは、同町地域おこし協力隊の斉藤常治さんが節目を記念したPRプロジェクトの一環として企画した。記念講演では、「郷土ちばに学び親しむ会」の加藤一幸さんが「鉄道連隊の歴史と県営鉄道」と題して登壇。鉄道に代わって地域を走る路線バス「多古本線」にちなんだオリジナル缶バッジ作リや、多古鉄道の色塗りキーホルダー作りのワークショップなども行った。

 斎藤さんは「地域おこし協力隊の最後の年。しっかりとイベントを盛り上げたい」と話し、当日に臨んだ。会場には平山富子町長も駆けつけた。

 公共交通に関連した企画のほか、ほかの地域おこし協力隊による体験コーナーも設け、中国の伝統芸能・影絵劇やミニ太極拳、「0円ぐるり物々交換会」などに参加者が加わった。クイズに答えて記念グッズを受け取るなど、スタンプラリーのように会場を巡りながらグッズを集め、笑顔を見せる来場者の姿も見られた。

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