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山武でこどもの居場所づくり団体がプレスクール開く 紙アートも大人気

紙工作をいっぱいに広げ、創作活動する

紙工作をいっぱいに広げ、創作活動する

 山武市の飲食店「99Re」で9月13日、体験型の学びの場「学びのプラットフォーム」プレスクールが開かれた。

発起人の2人 (左から)小川彬博さん、鈴木真也さん

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 習字やこども食堂に加え、地域アートグループ「ネギラボ」による「アートを楽しむラボラトリー」として紙を用いたアート制作、スポーツなど多彩なプログラムを用意し、子ども12人が参加した。

 主催したのは、任意団体「学びのプラットフォーム」。

 代表の鈴木真也さんは、上京して美容師や飲食店勤務を経験した後、実家のある山武市に戻り、東金商店街でバーを開業。商店街理事として地域活性化に携わる中で、売り上げを伸ばすことだけが地域活性化ではなく、住民の豊かな暮らしや子どもの教育こそが本質だと気づいたという。コロナ禍で家族と過ごす時間が増えたことも転機となり、飲食店経営から退いて教育活動に軸足を移した。高校の同級生で現役教諭の小川彬博さんと教育について話し合ったことが、団体設立のきっかけとなった。

 「学びのプラットフォーム」は、学校でも家庭でもない場で、多様な大人や異年齢の子どもと関わる体験を積む同団体独自の取り組み。コアメンバー5人に、現役教員や定年退職した国語教師らボランティア・コーチを含めた約20人が運営を支える。

 昨年4月からの1年間、山武市内や東金エリアの体育館でプレスクールを重ねてきたほか、今年1月には学童保育・こども食堂・スポーツ指導を組み合わせた拠点を新たに開設。毎日のスポーツ指導や月額制のサービスも展開している。

 当日はアート制作コーナーに、成東小学校1年の渡貫れおらさんの姿があった。紙で「まつ毛」や「爪」、「しっぽ」を作り、「ギャルになるため」と理由を説明。出来栄えに満足した様子で、次は「ほっぺた」を作りたいと意欲を見せた。

 習字やこども食堂のコーナーにも、地域の子どもたちが次々と訪れ、終始にぎやかな雰囲気に包まれた。

 鈴木さんは、多様な大人や他校の子どもと関わる機会が、参加児童のコミュニケーション能力や行動面の変化につながっていると説明。保護者からも感謝の声が寄せられているという。今後は、農業・経済と教育が循環する仕組みを九十九里エリアで構築することを目指す方針。