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児童養護施設「一宮学園」でCAP地域セミナー 子ども守る地域づくり探る

子どもの権利について講義

子どもの権利について講義

 児童養護施設「一宮学園」(一宮町一宮)で8月21日、「子どもの権利を地域で考える 第19回CAP地域セミナー」が開かれた。地域住民や福祉・教育関係者らが参加した。

一宮学園について

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 CAP(Child Assault Prevention)は、子どもがいじめや虐待、性暴力などあらゆる暴力から自分の身を守るために必要な「安心」「自信」「自由」を学ぶ人権教育プログラム。同学園は「ENJOY CAP」との共催で毎年同プログラムを実施し、今回で19回目となった。セミナー後には希望者が施設見学や情報交換もおこなった。

 同学園ケア部部長の加賀孝幸さんは、子どもへの暴力防止の考え方を施設内に根付かせるため「子どもワークショップ」「職員ワークショップ」「地域向けセミナー」の3本柱で取り組んでいると、セミナーの狙いについて説明した。中でも地域セミナーは、日頃なかなか訪れる機会のない児童養護施設を実際に知ってもらう場であるとともに、CAPの活動自体への理解を広げる機会と位置付けているという。

 加賀さんは、19回にわたり継続してきた効果についても言及。幼児期から入所している子どもが小学生、中学生になっても「安心・自信・自由」という理念を「特に説明せずとも自然と身に付けている」と話した。

 今後は、保育士や教員など、子どもと日常的に接する職業の人にも、より多く参加してほしいとも呼びかけた。子どもの権利への理解を広げ、子どもたちが出会う地域の大人たちと、共に子育ての輪を育てていきたいという。

 一宮学園は近年、施設の小規模化と地域分散化を進めており、定員は開設当初の152人から段階的に縮小。現在は48人となっている。地域に溶け込んだ養育環境を目指す取り組みの一環として、JR上総一ノ宮駅近くにも新たに生活ユニットを開設した。同学園は今後も、地域に根差した施設の整備を段階的に進めていく考え。

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