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大網白里で落ち葉収集 就労施設と農家が農福連携、落ち葉を循環資源に

落ち葉拾い

落ち葉拾い

 一宮町を拠点に不耕起栽培を実践する農家「ミナモトファーム」と、大網白里市の障害者就労継続支援B型事業所・NPO法人「ジョブファーム」が6月11日、大網白里市内の林道で農福連携による落ち葉収集作業を行った。

たくさんの落ち葉

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 ミナモトファームは年間50種類以上の野菜を栽培する。園主の齋藤絢子さんが落ち葉収集に取り組む背景には、農業資材調達の安定性への問題意識がある。「これまで使っていた鶏ふんが手に入らなくなったところから危機を感じた。石油価格が上昇しても左右されない農業を目指し、5年後も10年後も確実に手に入る落ち葉やわらで野菜を育てられる体制をつくりたい」と話す。

 収集した落ち葉は畑にそのまますき込み、分解によって生まれる栄養分で野菜を育てる。杉など単一樹種の落ち葉は油分が多く分解に時間がかかるため、複数の樹種が混在する同林道を選定。

 当日はジョブファームの利用者4人が参加し、落ち葉の収集・フレキシブルコンテナバッグ(フレコン)への投入・運搬を役割に応じて分担した。フレコンの口が狭く作業しにくいため、米袋をV字に切りロート代わりとする工夫も現場で取り入れた。高い巧緻性を必要としない作業特性から、参加者それぞれの特性に応じた役割分担が可能で、就労支援の場として適性が高いと判断した。

 ジョブファーム代表の高橋さんは「作業能力に応じて役割を振り分ければ効率よく進められる。農家も助かり、地域の人にも喜んでもらえる。過疎化が進む中で、こうした連携は互いにとってプラスになる。林道は監視の目が届きづらいので、この活動をすることで不法投棄の抑止にも期待できる」と話す。林内での作業は日陰が確保され、日光を遮るものがない畑での作業と比べて夏場でも快適に取り組める点も利点として挙げた。

 利用者の作業ぶりについて、齋藤さんは「すごく一生懸命で、本当に驚いた。ぜひ一宮の畑にも来てほしい」と話す。今後も定期的な収集作業を継続する方針で、農業と福祉の両面から地域課題の解決につなげる取り組みとして進めていく。

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