九十九里町観光協会が7月24日、九十九里浜の真亀海岸で「地引き網大会」を開催する。
九十九里浜は江戸時代から地引き網漁が盛んな地域として知られる。同大会は伝統的な漁法を現代に伝える体験の場として毎年行っている。
当日会場を訪れれば誰でも参加できる。参加者全員で網を引き、捕れた魚はその場で無料配布する。
同協会の石橋豊和会長によると、九十九里浜では主にイワシが捕れるほか、小型のサメやエイが交じることもある。捕れる魚の量は潮の状況などにも左右されるという。石橋さん自身も地元で地引き網を経験している。持ち帰ったイワシで作る「なめろう」などの家庭料理も、地域に根付いた食文化の一つだという。網を引き終える後半に魚がかかると参加者から歓声が上がるといい、「初めて見る人はきっと驚くはず」と参加を呼びかける。
開催の狙いについて、石橋さんは「日常では味わえない体験を通じて多くの子どもに地引き網を知ってもらうとともに、日本一とされる九十九里浜を実際に見てもらう機会にしたい」と説明する。町教育委員会にも案内しており、地元の子どもだけでなく町外や県外からの参加も歓迎する。過去には100人を超える参加者を集めたこともあるという。
会場のかねせん駐車場が満車の場合は、有料の不動堂海岸町営駐車場(普通車1台1000円、町民は無料)の利用を呼びかける。車の場合はかねせん駐車場から徒歩5分、不動堂駐車場から徒歩15分。バスの場合はJR東金線東金駅から九十九里鉄道バスまたはサンライズ九十九里バスに乗り、サンライズ九十九里バス停で下車後、徒歩5分。
12時30分から受け付け、13時開始。参加無料。事前予約不要。