九十九里町立中央公民館(九十九里町片貝)で6月25日・26日、「九十九里町通学合宿」が行われた。
同取り組みは、公民館で寝食を共にしながら学校へ通うプログラム。町内3小学校に通う4~6年生の児童を対象に、自主性や協調性を育み、「生きる力」を身に付けることを目的としている。17回目となった今回は台風の影響で日程を1泊2日に短縮しての開催となったが、片貝小9人、豊海小6人、九十九里小1人の計16人が参加した。
例年は2泊3日で行い、食材の買い出しや宿題タイム、レクリエーション大会、親子レクリエーション大会なども組む。今回の1泊2日の日程では、下校後の会場集合に始まり、開講式、班会議、夕食、入浴、学習タイム、班会議を経て就寝。翌日は起床、朝食、登校を挟んで再び下校・会場集合し、班会議、夕食を経て閉講式を行う流れとなった。
主催した実行委員会は、町子ども会育成連絡協議会、町青少年相談員連絡協議会、町PTA連絡協議会、町内3小学校PTA、町食生活改善会、町ジュニアリーダースクラブの6団体で組織する。開催には約130人の支援ボランティアが協力っした。
26日は、各校から下校した参加児童が中央公民館に到着後、エプロンに着替え、班ごとに夕食のカレーとサラダ作りに取り組んだ。支援スタッフとレシピを確認しながら調理を進め、完成した夕食を味わった。夕食後には閉講式を行い、児童一人一人に修了証書を授与した。
同町教育委員会事務局の布施尚暉さんは「九十九里町では、会ったことのない他校の児童とも中学校で一緒になる。ここでの共同生活がコミュニケーションのきっかけになれば」と話す。「料理を作った、食材を選べた、朝起きられた、といった小さなことでも、『できた』という経験を持ち帰ってほしい」と期待を込める。「子どもの数が減中で参加人数を維持するため、楽しいと思ってもらえるレクリエーションを増やしていきたい」と、来年以降に向けた意気込みも明かした。