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東金・正気小でサツマイモ植え体験 食べ物の大切さ感じる食育プログラム

植える

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 東金市立正気小学校(東金市家徳)で5月14日、1・2年生の児童がサツマイモの苗を植える食育体験が行われた。地元農家や地域の協力者が連携し、学校に整備したばかりの畑で実施した。

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 同取り組みは、作物を育て、収穫する体験を通じて食わず嫌いを克服し、進んで食することを目的に始まった食育プログラムの一環。栄養教諭の吉野奈穂美さんが「食べ物の大切さを体験させたい」と動き出し、元PTA会長でSCSアドバイザーの松崎明子さんへつなぎ、松崎さんが東金市でサツマイモを生産する「旨(うま)み発酵ファーム」代表の高戸政彦さんを紹介したことがきっかけで実現。前年度には松崎さんが主導し、東金市内の小川味噌(みそ)店の認定講師としてみそ作りを実施。子どもたちが仕込んだみそを給食のみそ汁として提供した実績もある。

 畑の整備は高戸さんが3月上旬に着手。トラクターで耕運した後、マルチを敷き土壌を整えた。吉野さんと共に当日の畝立ても行い、苗植えまでの準備に約1時間半をかけた。

 当日は1・2年生の児童が10人1組で畝に向かい、約60本のサツマイモの苗を丁寧に植えた。苗植えが初めてという児童も多く、「思ったより難しかった」「大きくておいしくなってほしい」などの声が聞かれた。

 高戸さんは「小学生の元気に圧倒された。苗が育っていく様子を観察する中で、誰かが食べ物を作ってくれているということを感じ取ってもらえれば」と話す。松崎さんは「自分たちで作ることができるという体験が、大人になっても何かにチャレンジする気持ちにつながってほしい」と期待を込める。吉野さんは「食べ物を大切に食べてほしい。苦手なものを残してしまっても、作ってくれた人への感謝の気持ちをもてる子になってほしい」とも。

 苗植えに参加した山下美紀東金市長は「何もないところから畑になったことに感動した。食べ物を作るプロセスを体験しているところに引かれた」と話す。

 収穫は10月~11月中旬ごろを予定。給食への提供や児童との焼き芋体験なども検討している。「消費者も生産者も地域の人も、関わる全ての人が幸せになる農業を目指している」と話す高戸さんは、学校側の意向を確認しながら来年度以降も継続したい考えを持つ。

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