茂原の市民楽団「茂原交響楽団」が5月17日、東金文化会館大ホール(東金市八坂台)で「第36回定期演奏会」を開く。
同楽団は外房地域唯一のオーケストラとして、1988(昭和63)年に茂原市の音楽愛好家が集い結成した。会社員・教師・主婦・学生など多彩な顔ぶれが、毎週日曜日の午前中に茂原市総合市民センターで練習に励む。
現在の団員数は42人で、40~50人の間で推移してきた。演奏会ではメンバー自身が舞台設営や受け付けも担い、手作りのコンサートを続けている。
団長の佐藤敏浩さんは「24年間、団長として願ってきたのは、みんなが安全・安心に健康で参加し、いい音楽を作ること。お客さまには満足して帰っていただきたい」と話す。佐藤さんはトロンボーン奏者でもあり、今回の曲目では出番こそ少ないが、40人以上の団員を束ねる。これまで東京・江東区のホールへの遠征演奏など、茂原市外でも実績を積んできた。
今回の演奏会で注目を集めるのは、メインプログラムに据えたブラームスの「交響曲第1番」。指揮者の吉田悟さんは「リストとブラームス、いずれもドイツ音楽。その重厚さを、ぜひ感じてもらえれば」と話す。
コンサートミストレスの達ユリカさんは「今回のプログラムは技術的に、とても難しい。それでも、ブラームスへの愛が深い吉田さんの下、みんなで一から音楽を作り上げた。本番では最高の演奏をお届けしたい」と意気込む。
演奏会の運営を取り仕切る実行委員長の市野慶祐さんはコントラバス奏者でもあり、演奏と運営の両立に奮闘する。「宣伝チラシを東金市や一宮町まで足を運んで配り、公民館や店に快く置いていただいた。皆さんの協力に恥じない演奏をお届けしたい」と意気込む。
13時10分開場、14時開演。料金は、前売り=800円、当日=1,000円。未就学児無料。