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城西国際大観光学部がフィールドワーク イワシ料理と地域の食文化を体験

「割烹・民宿あきはら」で

「割烹・民宿あきはら」で

 城西国際大学(東金市求名)観光学部観光学科が4月27日、情報誌制作授業「観光メディア制作基礎A」の一環として、九十九里地域でフィールドワークを行った。

「イワシのごま漬け」

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 学生らは、九十九里町内の「割烹・民宿あきはら」(不動堂)、「サンライズ九十九里」(真亀)、「いさりび食堂」(不動堂)を、もう一方は「海の駅九十九里」(小関)をそれぞれ巡り、地域の食文化や観光資源について現地調査を行った。

 「割烹・民宿あきはら」では、女将(おかみ)の秋原芳枝さんが九十九里の郷土食を紹介。イワシを塩漬けにして酢に漬け込み、ゴマとショウガ・唐辛子を添えた「イワシのごま漬け」をはじめ、隣の白子町産の新タマネギを使ったサラダ、千葉県内でも希少とされる「はぐら瓜の漬物」、千葉県産コシヒカリのご飯など、この地域ならではの食材が食卓に並んだ。

 秋原さんは「白子のタマネギやイチゴはこの辺りの名産。東京や横浜から来る観光客ははぐら瓜の漬物を見て『これは何?』と驚かれる」と話す。

 観光学科2年の北村瑛基さんは「イワシのごま漬け」を初体験。「酸っぱいと聞いていたが、酢がさっぱり感に変わっていてとても食べやすく、ご飯が進む味だった」と話す。午後に立ち寄ったサンライズ九十九里で「イワシのごま漬け」を購入した北村さんは、同じイワシでも「刺し身は脂が乗ったがっつりとした食べ応えで、ごま漬けはさっぱりしていて全く別の食体験だった。個人的には、ごま漬けの方が好み」と振り返った。調査後、「海が近いからこそこれだけ新鮮なものが食べられる。これが九十九里の強みだと改めて感じた」と話し、今後の紙面でイワシ料理を中心に取り上げる意向だという。

 「海の駅九十九里」を訪れた観光学科3年の二瓶涼香さんは「極上いわし定食」のイワシの刺し身について「とろけるほど柔らかく、量も多くておなかいっぱい。一人暮らしで海鮮はなかなか食べられないが、値段以上の満足感だった」と話す。同学科2年の大用峻平さんは、施設内の「いわし資料館」にも足を運び、「イワシの歴史を学べた。これを紙面にまとめようかと考え中」と話した。生鮮品が多くお土産としては持ち帰りにくいという課題も認識したという。

 授業はクオーター制で7週間完結の設計。学生らは今回のフィールドワークで得た取材素材を基に、記事の執筆とレイアウト作業へと移る。11月ごろの完成を目指す。

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