城西国際大学(東金市求名)観光学部観光学科が5月22日、成田山新勝寺(成田市)などで英語ガイドの手法を学ぶ実践型プログラムを実施した。
同科の授業の一環で行ったもので、同大と交流のある米ジョージア州スペルマンカレッジの留学生と共に同寺を訪れた。地元のガイド団体「成田ボランティアガイ ドの会」の会員が英語で歴史や参拝作法を伝える様子を通じて、実践的なガイドの技術や表現の工夫を学んだ。
総門から入り、仁王門、一切経堂、三重塔など境内を歩いて回った。あいにくの雨だったが、学生たちは英語ガイドに興味を持って耳を傾けた。学生たちは英語の説明を聞くだけでなく、英語ガイドに質問したり留学生と英語で会話したりするなどして積極的に取り組んだ。一行は絵馬や不動明王を間近で見たり御護摩祈とうに参加したりするなどして歴史や文化に触れた。
続いて、NPO法人「ホスピタリティ成田」を訪れ着物の着付けを体験。留学生たちは帯留めやかんざしなどのコーディネートを楽しんだ。日本に来るのは初めてというジャナイアさんは「カレッジの日本クラブで日本の文化や歴史を学んで親しんでいる」と話す。以前、京都・大阪を訪れたことがあるというシドニーさんは「千葉県の風景を見て地域ごとの個性を知った」と話していた。
学生たちは当日得た学びを生かし、10月に同寺を訪れる訪日外国人に対して英語ガイドを行う。学生の一人、岩崎春輝さんは「伝統的な建築手法を写真で説明したり、SNS映えするスポットを案内したりするなどの手法を学んだ。自分が観光客にガイドを行う際にも、どんなものに興味や好感をもってもらえるかを考えたい」と意欲を見せる。