多古町で5月14日、町内の有志団体「タコ足ケアシステム」(多古町)が主催する「タコ足ホールディングス新入職員合同研修」と題したまち歩きイベントが行われた。
同イベントは多古町の有志団体タコ足ケアシステムが毎年開催し、今回で5回目。毎年、多古町を一つの会社として捉え、その年に入職した多古町役場職員、地域おこし協力隊や町内事業所の新入社員を対象に、まち歩きをしながら多古町の歴史や地域の人々に触れることで、多古町をもっと知ってもらう取り組み。
今年は、千葉大学の「グローバル地域ケアIPEプラス創成人材プログラム」で千葉県に短期留学に来ているイギリスのレスター大学の学生10人を含む計34人が参加した。留学生たちは約2週間の滞在中、千葉県各地を回りながら地域の社会課題について学び、商店街の人との交流も楽しんだ。
まち歩きでは参加者がチェックポイントで材料を集め、ゴール後に「思い出のバナナジュース」を味わう。このジュースは、引退した元喫茶店の店主たちが、当時の記憶を手繰り寄せながら手作りする。現役を退いた人たちにとっても生活にメリハリが生まれるとあって、町に新しく来た人にとってだけでなく、地域のお年寄りにとっても、良い刺激になっているという。
参加者からは「普段通り過ぎてしまう店に入れてうれしかった。また来たい」「高校生の頃から気になっていたのに入れなかった店に入れた。もっと知りたくなった」などの声が聞かれた。
タコ足ケアシステムの在田創一さんは「同じ地域で働く仲間として顔の見える関係になってほしい。この町を知ってもらい、長く働き続けてほしい。地域全体で取り組む新人への定着支援」と話す。