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白子町のまちづくり拠点「ばあちゃん食堂」が1周年 子ども食堂・塾も

「ばあちゃん食堂」に近所の人が来店する

「ばあちゃん食堂」に近所の人が来店する

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 白子町のまちづくり拠点「ばあちゃん食堂」(白子町関)が3月8日で1周年を迎えた。運営はNPO法人「さくら」。

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 同施設は、子育て支援、高齢者支援、まちづくり、フードバンク、リサイクルなどを手がけ、曜日替わりで「ばあちゃん食堂」「認知症カフェ」「寺子屋さくら」を開いている。「ばあちゃん食堂」は子ども食堂も兼ねており、子どもは無料で食事ができる。「寺子屋さくら」では無料で勉強を教える塾として開く。

 同NPO代表理事の片岡未菜さんは白子町で生まれ育ちながらも、一度地元を離れ就職。実家で営む介護事業を手伝うため地元に戻った。

 片岡さんは「大学時代のゼミで、地方の祭りに関わることになり、地域の文化に触れたことがきっかけで地域活性化を意識するようになった。白子町に戻ることになったのも地元を良くしたいと思ったから。若者が地元に居続けることができるようにしていきたい」と話す。

 「事情がある子どもに温かいものを食べてほしい、逃げる場所も確保したいという思いで食堂を始めた。ばあちゃん食堂の名前の由来は、子ども食堂だと対象の子どもが敬遠してしまう。ばあちゃん食堂と名乗ると子どもも気兼ねなく来てくれる。塾も好評で、35人の子どもが登録。講師も10人いて、高校生が講師になってくれている」とも。

 寺子屋さくらでは新年度(4月5日)から、地域を地元に限定せずに子どもを受け入れる予定。

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