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睦沢町商工会女性部が「べっぴんみそ」 今秋の商品化に向け仕込み

商工会女性部が開発した「べっぴんみそ」(写真提供=睦沢町商工会女性部)

商工会女性部が開発した「べっぴんみそ」(写真提供=睦沢町商工会女性部)

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 睦沢町商工会女性部が商品開発を手がける「べっぴんみそ」の仕込みが2月25日、みそ製造所「松崎糀(こうじ)屋」(睦沢町佐貫)で行われた。

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 「べっぴんみそ」は、もともと2年に1回、部員の自家消費を目的に睦沢産の材料を使って作られてきた。みそ造りが睦沢でできることをもっと知ってほしいとの思いから商品化を目指す。昨年11月には、地元の「農林商工まつり」で試作品を販売し、好評を得たという。小学生を対象とした「みそ造り体験教室」も実施。14人が、みそ造りを学んだ。

 今年10月に販売するみその仕込みは、睦沢町で4代続くみそ製造所「松崎糀屋」の松崎さんが担う。もともと県の職員だったが、退職後に家業を継いだ。

 松崎さんは「この地域では麹屋さんがあったが廃業が重なった。子どもの頃にみそ造りを手伝っていたので、みそ造りの文化をなくしてはいけないと思い家業を継いだ。試行錯誤しながら、ようやく、みそ造りのコツをつかんできた」と話す。

 10月ごろにおよそ200キロを生産し、地域イベントや道の駅で販売する予定。

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