
「2025東金・九十九里 波乗りハーフマラソン」が2月23日、東金市と九十九里町で開催される。
3回目を迎える同大会は当初、2020年に第1回を開催する予定だったがコロナ禍で中止に。2021年、2022年もコロナ禍で開催できずにいたが、2023年に初回大会を開催。今年で3回目となる。
ハーフマラソン(21キロ)の部は「東金アリーナ」(東金市堀上)をスタートし、東金九十九里有料道路から九十九里有料道路へ。不動堂インターチェンジで折り返し、同じルートを戻り、スタート地点がゴールとなる。ペアの部(3キロ)は「片貝中央海岸」(九十九里町片貝)をスタートし、九十九里有料道路を一宮方面へ進み、3キロ地点で折り返し、スタート地点がゴールとなる。
「大会の魅力はロケーションとおもてなし」と東金市教育委員会教育部スポーツ振興課長の佐久間英郎さん。「九十九里有料道路からは太平洋が一望でき、真亀ジャンクションからは絶景が望める」という。往路19キロ地点には「いちごステーション」を設置。ゴールまで残り2キロ地点で体力回復のため、地元特産品のイチゴを振る舞う。
佐久間さんは「3000人の定員に対し、過去最高の3552人のエントリーがあった。市民がおもてなしで協力してくれるおかげ。運営としてとてもありがたいし、うれしい。ゴール後はご当地鍋の『家康鷹(たか)狩り汁』も振る舞うなどして、東金の魅力を詰め込んだ」と話す。
「波乗りハーフマラソンは、数あるマラソン大会の中ではまだまだ若輩者。来年以降の開催も視野に入れ、常に新しい大会を企画していきたい。昨年は天候が雨だったが、今年は晴れることを願って当日を迎えたい」と意気込みを見せる。
大会当日は東金アリーナとコース周辺で交通規制が行われる。