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東金で「参加支援」テーマに勉強会 九十九里沿岸の地域共生社会実現目指す

白熱した議論が交わされたパネルディスカッション

白熱した議論が交わされたパネルディスカッション

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 地域共生社会の実現に向けた取り組みを学ぶ勉強会が1月14日、山武合同庁舎(東金市)で開かれ、各地から地域づくりを実践する自治体と事業者が集まった。

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 同勉強会は海匝(かいそう)地域、山武地域、長生地域、夷隅地域で活動する自治体と事業者で構成する九十九里沿岸圏域が合同で行い、「参加支援(居場所・つながり)と地域づくり」をテーマに各事業者が普段実践している取り組みを報告した。

 毎年行っている同勉強会は今回で3回目。千葉県健康福祉部が主催し、福祉視点で地域を盛り上げていきたいという思いから同勉強会を開いているという。

 開会のあいさつでは、海匝ネットワークの英一馬(はなぶさ・かずま)所長から「生きづらさを感じている人に対して、人と人をつなぐ居場所づくりは大切。この勉強会で、つながり方、つなぎ方を勉強いただければ」と話し、相互に情報共有する重要性を訴えた。

 各事業者から取り組みが報告された後、パネルディスカッションを行った。多くの意見交換を通じて、参加支援(居場所・つながり)と地域づくりの考え方を学ぶことの大切さを再認識し、会を締めくくった。

 千葉県健康福祉部健康福祉指導課地域福祉推進班の古宮(こみや)優班長は「この会の最終ゴールや具体的な目標はまだ未定だが、勉強会を通じて皆さんの知識の習得状況や他地域の取り組みを知ることができるので、これからも地域のために続けていきたい」と話す。

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