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多古町で音楽劇「もうひとつのヒーロー伝説」 笑いながら世界の名曲楽しんで

オペラ戦隊ウタレンジャー(写真提供=Y's company)

オペラ戦隊ウタレンジャー(写真提供=Y's company)

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 多古町魅力発信交流館「たこらぼ」(多古町多古)で5月3日、音楽劇「もうひとつのヒーロー伝説」が上演される。

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 主催は首都圏を中心に全国で活動するワイズカンパニー(東京都荒川区)。同劇は「オペラ歌手とピアニストが世界の名曲で届ける、大人も子どもも楽しめる音楽劇」をコンセプトに、多古町住民に楽しんでもらおうと企画したという。

 出演者は戦隊ヒーローになぞらえた配役で、ユニークな役名やニックネームも特徴。「オペラ戦隊ウタレンジャー」「ブラッディレッド」「鮮血の貴公子」「ミュージックプリンシパルズZ 右の翼」など、戦隊ヒーロー独特の世界観を演出する。

 演者も務めながら、台本・演出もこなすテノールの飯沼友規さんは、母がオペラ歌手で日常に音楽がある生活で育った。大学へ進学してクラシックを学び、伊ミラノへ留学し本場の歌を勉強。ピアノの谷塚裕美さん、バリトンの浜田耕一さんと共に2012(平成24)年ワイズカンパニーを発足。

 飯沼さんは「クラシックコンサートと聞くと敷居が高い、オペラと聞くと芸術の領域で難しそうと思われがちだが、ストーリーを理解すると楽しさに気づく。われわれは『敷居は低く、質は高く、分かりやすい身近なもの、笑って泣いて気軽に楽しめるエンターテインメント』をコンセプトに音楽劇、コンサートを開いている。ストーリーは分かりやすく表現し、選曲はざまざまなジャンルからセレクト。字幕も付けて理解しやすくする工夫を施しながら楽しんでもらう」と話す。

 「戦隊ヒーローの演出は、大人はなつかしさと滑稽さで親しみやすく、子どもはかっこいいと思う対象なので、より没入できるのでは。どの世代でも分かるように仕上げた。爆笑がありながら、本格的な歌で世界の名曲が聴けるので、ぜひ楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 13時開演。料金は、一般=2,000円、小学生以下=500円。

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