
ハンドメードイベント「阿吽(あうん)de古墳ときどき埴輪(はにわ)」が4月13日、芝山町の芝山仁王尊(芝山町芝山)参道付近で開かれた。
ハンドメード作家が集まり、芝山町ゆかりの古墳や埴輪、土偶、仁王像などをモチーフにしたオリジナル雑貨を制作・販売する同イベント。当日は55店舗が出店した。
当日は時々雨交じりの天気だったが、多くの来場者が足を運び、オリジナル雑貨を楽しんだ。スタンプラリーも行い、スタンプを集めた人には出店している作家の商品が当たるくじ引きが引けた。
横浜から足を運んだ浜田経雄さん夫婦は「埴輪のファンで、芝山町の埴輪は有名なので見に来た。とても楽しいイベント」と話していた。
出店した作家は「埴輪をモチーフにした作品が午前中すぐに売り切れてしまった。古墳、埴輪ファンが来場するので制作にも力が入った」と話す。
実行委員会の平田冬樹さんは「出店するハンドメード作家には、縄文・弥生・古墳・飛鳥など、時代にちなんだモチーフの作品を制作して販売することを条件にしているので、今回のイベント用オリジナル雑貨が多くある。これを楽しみに来場する方も多い」と話す。
「ハンドメードイベントではあるが、芝山仁王尊や参道にある旧旅館、はにわ博物館などに足を運んでもらうことも目的。芝山町の歴史・文化の魅力を感じてほしい。今回は2回目だが、今後も継続してイベントを続けていきたい」と意気込みを見せる。