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「九十九里トライアスロン」に熱気 初参加者らも完走果たす

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 一宮海岸周辺(一宮町、長生村、白子町、大網白里市、九十九里町、東金市)の九十九里浜で9月27日、「九十九里トライアスロン2025(略称「99T」)」が開催された。日本最大規模のトライアスロンレースとして知られる同大会には県内外から多くの参加者が集まった。

大阪と和歌山から参加

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 同大会は東京から車で約1時間半という都心近郊の立地を生かし、九十九里の雄大なビーチサイドを舞台にレースが繰り広げられた。カーブの少ない直線のバイクコースや、フラットな地形を生かしたランコースは初心者にも挑戦しやすく、「初めてのトライアスロン向け」の大会としても知られる。

 長野県白馬村から参加したオーストラリア出身の選手は、同大会への参加が3回目。子どもの頃にトライアスロンを経験し、今回は5時間以内の完走を目標に掲げてレースに臨んだ。

 大阪から訪れた参加者は今大会が初のトライアスロン挑戦となった。リレー部門での参加で、「ずっとトライアスロンに興味があったが泳げなかった。泳げる人がいたのでリレーで一緒に出ようということになった」と参加のきっかけを話す。水泳パートを担当したチームメートが速かった一方、他のパートは初心者ながら制限時間ぎりぎりで完走を果たした。「リレー部門がある大会は他にほとんどない」と話し、それぞれの得意分野を生かせるリレー方式の利点を強調する。来年以降も参加し、「自己記録の更新を目指したい」と意気込む。

 フィニッシュ会場では各種イベントのほか、バーベキューや地元の特産物が楽しめるなど、地域色を前面に出した運営が行われた。

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