映画「夢見る給食」の上映会が2月2日、睦沢町ゆうあい館ホール(睦沢町上之郷)で開かれる。
主催するのは睦沢町で活動する「森の楽交」代表の林京子さん。オーガニック給食導入を実現するため、地元農家たちと定期的に集まり話し合いを続けながら、オーガニック給食について考えるきっかけになればと、上映会を主催することにした。
同作品は、「夢見るシリーズ」など食に関わる映画作品を手掛けるオオタヴィン監督の最新作。地産地消、可能な限り農薬を使わず育てた食材で作った給食を提供するため、公務員・栄養士・医師・有機農家たちが連携していく様を追った作品。
林さんは東京都渋谷区出身で、2008(平成20)年に同町へ移住。本業を続けながら地域づくり活動を始め、2023年7月に古民家を購入し、地域住民とワークショップを開いたり、手作業での田んぼ体験を、大学生を交えて作業したりしている。
「この映画のタイトルにもある『給食』と聞くと、子育て世代が対象だと思われるが、そうではない。食に関する話ではあるが、堅い勉強のようなものではなく、ほのぼの楽しく視聴することができる映画なので、老若男女にぜひ見てほしい」と来場を呼びかける。
上映開始は11時30分と15時の2回。料金は、大人=1,000円、高校生以下無料。会場内にキッズルームを設け、託児ボランティアが常駐する。