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一宮の出版社「庭ブックス」が創刊書籍 『ことばの育休』出版

庭の小屋の前で

庭の小屋の前で

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 一宮町の出版社「庭ブックス」(住所)が2月28日、創刊書籍『ことばの育休』を出版した。

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 庭ブックスは共同代表の銭谷侑さんと妻のひろのさんが2017(平成29)年に設立した「the Tandem」が運営。本を出版するだけでなく、今後、庭や小屋を使ったイベントやワークショップを開催していく。

 書籍『ことばの育休』はコピーライターをなりわいとしている侑さんが執筆。育児をするため2022年から育休を1年間取得。子育てをしながら育児に関するエッセーを書き始め、2023年10月までつづったものを書籍化した。

 銭谷さん夫婦は元々東京都内で会社員として勤め、2017年に独立。日本全国で家探しをしていたところ、現在の住まいを見つけ、2021年12月に一宮町へ移住した。

 銭谷さんは「子どもと接しているときや生活しながら気づいたことを、自分たちの記録のために書き始めた。子どもは変化し続けているので、毎日変化がある。男性の育休バイブルとしても読んでほしい。女性の視点から見た妻の『あとがき』も読んでもらえれば」と話す。

 「庭ブックスの由来は、庭師のように始まりを作り続けるということ。目標はあえて設定せず、始まりを作り続けていきたい。今もエッセーを書き続けている。暮らしの中に『書く』がある。数年に一冊、本を出せたら」とも。

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