見る・遊ぶ 学ぶ・知る

銚子でジオパーク巡回展「地球時間の旅」  銚子の深海生物の化石も展示

入り口にはポスターと共に各地のジオパークの写真を並べる

入り口にはポスターと共に各地のジオパークの写真を並べる

  • 4

  •  

 巡回展「ジオパーク巡回展『地球時間の旅』」が現在、銚子市ジオパーク・芸術センター(銚子市八木町)で開催されている。

銚子ジオパーク推進協議会専門員の上田さんと発見ボックス

[広告]

 糸魚川ジオパーク協議会を主体としたプロジェクトメンバーで企画された同展。2024年から全国の会場を巡回しており、銚子市ジオパーク・芸術センターでの開催は34カ所目。

 ジオパークとは、地質や景観を保存し、教育や持続可能な開発に活用している地域をいう。過去の噴火や化石など、地殻変動や生態といった地球の活動が分かる場所。同展では、ジオパークをはじめ、岩石や化石といった鉱物標本、動植物などの自然の写真、地域の人々の生活などを展示している。

 会場では大きく4つのテーマに分けて展示。工業製品の原料となる鉱物や火山灰層と農作物の関係などのつながりを見ることができる「ツナガル」、特殊な撮影方法による鉱物の写真や地球上に見られる多様な岩石などの色彩を楽しめる「カラフル」、各地に見られる地層などが生じるメカニズムを学ぶことができる「ツクル」、地域特有の食文化や防災知識を語り継ぐ取り組みなどを知ることができる「ツタエル」。

 同展の中心的な展示物である発見ボックスには、靴下やバッテリーなど日常的に目にする製品が並べられている。各製品に対応する引き出しを開けると、その製品の原料や染料となる鉱物を見ることができる。専門員の上田脩郎さんは「発見ボックスをはじめ、展示は地質学に詳しくない人にも気軽に楽しんでいただけるよう工夫している」と話す。

 上田さんによると、銚子で産出した深海生物の化石など、銚子会場でしか見られない展示にも力を入れているという。「銚子ジオパークの面積は広くないが、コンパクトな地域に長い歴史が凝縮されていて、幅広い時代の標本や歴史資料を一度に見ることができる。普段何気なく生活しているわれわれの足元の下には、たくさんの歴史が秘められている。それを意識するきっかけになれば」と話す。

 開館時間は9時~17時。月曜・祝日休館。入館無料。2月15日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース