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多古で「ナイスクロー大会」全国大会 苦労話を笑いで包む場に

「ナイスクロー!」の練習

「ナイスクロー!」の練習

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 多古町のまちなか交流拠点「わぁーかちぃーと」(多古町多古)で1月13日、「ナイスクロー大会」の全国大会が開かれた。

昨年度の「ナイスクロー人形」

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 3回目となる同大会は、タコ足ケアシステムが主催。参加者それぞれが自身の体験した「大変だった話」を発表し、聞いている他の参加者は思い思いに「ナイスクロー」と声に出し、互いの苦労をねぎらい合う。「苦労」の語呂を「クロー」にかけた取り組みで、「一人の苦労はみんなの苦労」として共有する場となった。

 第2回までは年1回、多古町で開催していたが、本年度は多古町での第3 回開催を前に、木更津市や茨城県取手市、北海道でも昨年秋に予選を開催。予選を勝ち抜いた参加者が、各地の「苦労話」を携えて多古町に集まった。1 月13 日の全国大会には50人を超える予選通過者が参加した。

 過去にも参加経験がある人たちからは「ちょっと大変なことがあっても、大会のネタにできると思うと乗り越えられる」という言葉や、「大会でみんなで笑い飛ばすことで、つらかった経験が消化される感じがする」などの声も聞かれた。「苦労を語ることで、参加者同士がつながり、前を向くきっかけになっている」という。

 全国大会で見事勝ち抜くと「ナイスクロー人形」を手にすることができる。昨年度は「苦労を背負う」という言葉を体現するように、等身大サイズの大きな人形だったが、本年度は遠方の出場者も受け取りやすいよう、持ち運びがしやすいサイズの人形を用意した。

 同団体の在田創一さんは「苦労話は人にはなかなかしない。弱さをさらけ出せる安心感のある場が福祉につながるのでは。苦労話を共有した人とのつながりには安心感や心地よさが生まれる。こうした取り組みを通して、弱さをきずなにできるような地域を育んでいけたら」と話す。

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