
カフェとレンタルスペースを兼ねた「cafe SOIL(カフェ・ソイル)」(白子町南日当)が9月22日、白子町にオープンした。
席数は店内10席、離れのコンテナ型ミニカフェ5席、テラス6席。店主は2月から地域おこし協力隊として活動する中大路彩子さん。製菓製造やホテルでの接客などを経験し、「いつかカフェを開きたい」という思いを持ち続けてきた中、地域おこし協力隊の募集を知り応募。「白子町は家族がよくサーフィンで訪れていた場所。運命だと思った」と話す。
店名のSOILには2つの意味を込める。一つは白子町の農作物を育てる海のミネラルが豊富な土壌であること。もう一つは地域を盛り上げ活躍する人を育てる場所にしたいという思い。
メニューには、地元産の野菜を使った「ランチプレート」(1,200円)やキャロットケーキ(400円)に加え、焼き菓子(250円~)などもそろえる。敷地内にはカフェ店舗のほか、コンテナ型のミニカフェ、テラス、ドッグランも併設。各施設はレンタル可能で、地域のクリエーターによる展示やワークショップなど多様な使い方を想定する。
中大路さんは「白子町には手技を持つ元気な年配の方が多いので、教室を開いたり、子どもや親が集まっておしゃべりをしたりする場として使ってほしい。地域の人が気軽に集まれる地域共創の拠点にしたい」と意気込む。
今後は、モーニングや夜カフェなどの展開も視野に入れるという。
営業時間は10時~17時。月曜・火曜定休。