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城西国際大で地域連携 看護学部生がホスト役でデイ利用者と交流会 

交流会メンバーで記念撮影

交流会メンバーで記念撮影

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 城西国際大(東金市求名)看護学部看護学科の学生が9月2日、ホレブデイサービスセンター(大網白里市細草)の利用者15人を同大キャンパスに招き、交流会を開いた。

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 主催したのは伊賀聡子助教が担当する「精神ゼミ」に所属する1、2年生の9人。学生たちは風船の色でのチーム分けや名札の準備など、視覚に配慮した工夫を行い、利用者を迎えた。

 同交流会は2022年6月に始まり、今回で7回目。定期的に開催し、学生が地域とつながる機会を提供している。

 当日は学生がホスト役となり、あいさつの後、ジェスチャーゲームやボウリングなどを一緒に楽しんだ。総合優勝は91点を獲得した赤チーム。表彰式では表彰状とメダルが授与された。

 利用者の鵜澤直美さんは「ボウリングでは9点を出せたのでうれしい。ジェスチャーゲームが得意なので楽しめた」と振り返った。

 伊賀助教は「大学を開かれた場とし、交流を通して学生の学びを深めることができる。利用者にとっても非日常の機会になっている」と話す。

 看護学部2年精神ゼミ所属で、交流会のリーダーを務めた芳賀美里さんは「利用者一人一人に合わせた対応を学ぶことができた。患者を第一に考える姿勢を忘れず、今後の看護に生かしたい」と意気込みを見せる。

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