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茂原で「そとぼう会議」 地域で活動する人と人をつなぐコミュニティー形成へ

第1回開催時は24人が足を運んだ

第1回開催時は24人が足を運んだ

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 外房地域で活躍する人をゲストに招き、外房の新たな魅力を生み出すことを目指す「第2回 そとぼう会議」が7月13日、茂原のコミュニティースペース「SAKURAGI」(茂原市下永吉)で開かれる。

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 企画したのは、長生郡市、東金市の在住者や出身者の5人。東金市に移住した後藤裕介さんと長生村出身の河野泰憲さんが、外房地域を盛り上げる交流の場をつくりたいと意気投合したことをきっかけに、賛同者を集めて4月に第1回を開催した。

 今回は、外房地域で活動する3人が登壇。大室俊之さんは、上総一ノ宮駅前に商業施設「138stage(いちのみやステージ)」をオープン予定。現在、一宮商業高校と協力してトマト料理コンテストなどを企画している。河野愛里さんは、白子町で地元野菜を使った真空冷凍カレーやカレー弁当を5月から販売。会の発起人でもある後藤さんは外資系コンサルティングファームでの経験を生かし、地域のマーケターとして活動している。

 後藤さんは「外房には趣味のサーフィンをするためによく訪れていた。コロナ禍でリモートワークが増えたことから移住を考えるようになり、世話になっているサーフショップや練習ポイントが近くにある東金市に移住した。企画したきっかけは、地方の交流会に参加したこと。参加者が生き生きとした雰囲気で素敵だと思ったから。外房でも定期的に開催して盛り上げていきたい」と話す。

 河野さんは「地元を離れて20年以上になるが、実家に帰る度に、昔通った駄菓子屋や祭りがなくなるのを寂しく感じていた。それぞれの町や村には面白い活動をしている人がたくさんいる。活躍する人たちをつなげ、外房をワクワクするまちにしたい。若い世代が外房に魅力を感じ、地元を離れた人も地域に関われるきっかけにしていければ」と意気込む。

 13時30分開場、14時開始。料金は、講演会のみ参加=1,000円、講演会・交流会参加=2,000円、中学生以下無料。

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