
道の駅むつざわ(睦沢町森)「つどいの市場」出荷者協議会の定期総会が6月25日、睦沢町ゆうあい館(上之郷)で開かれた。
同会会員は現在258人。総会出席者は177人。定期総会後には生産者にとっては関心の高い「食品表示法について」の研修会が開かれ、長生農業事務所、長生保健事務所から担当者が講師として登壇した。
同会の中村公重会長の開会あいさつ後、市場に貢献した人を労う表彰が行われた。会長賞には江沢道子さん、香焼利昭さんの2人が選ばれた。事業者賞には森恭子さん、菓子屋Norram・御須郁代さんの2人が選ばれた。出席した江沢道子さんは、会長賞受賞の表彰状、記念品が直接授与された。
江沢さんは同町佐貫地区で農業を営み、夫婦で農作業を営む。インゲン、キャベツなど多品目野菜から、ミカン、柿、キウイフルーツなどの果樹まで栽培し、同市場へ出荷している。「道の駅以前の市場から出荷を続けている。夫を一緒に農作業を続けながら、地域の皆さんにも支えられて、感謝している」と話す。
中村会長は「睦沢町外の会員が多くなっていて商品ラインアップも豊富になってきた。さらなる売り上げ向上を目指していきたい。生産者発案でイベントを開催することも前向きに考えていきたい」と力を込める。