
飲食店「カフェ ダイニング プラント」(匝瑳市八日市場イ)が6月8日、匝瑳・八日市場駅前にオープンする。
店主は田邉めぐみさん。夫が匝瑳市出身ということもあり、結婚を機に同市へ移住。以前は美容師として働いていた。美容師は手荒れに悩む人も多い。田邉さんも手荒れに悩まされ、少しでも改善できればと食事について学び始める。
いつか飲食店を開きたいとの夢を持ち、商工会の創業塾で経営を学んだ。創業塾で講師として登壇していた「ブックカフェ&リユースぐるり」店主の北條将徳さんと知り合う。地域を盛り上げたい志に共鳴し、田邉さんも開業準備を進めてきた。
席数は20席。メニューにもこだわる。野菜は匝瑳市、旭市から仕入れ、こうじは田邉さん手作りのもの。ローストポークは塩こうじに1日漬けてから調理するなど手間を惜しまない。
田邉さんは「食事で人の健康を支えたい思いで飲食店の開業を志した。スパイスを使うことで抗酸化作用が働き消化を助けるなど、知識があれば食事の作り方、食べ方も伝えられる」と話す。
「出身地と匝瑳の風景が似ていて、人の優しさがとても印象的。この地を盛り上げていくことと、地域の人を食事で健康にしていきたい。地域のサードプレイスのような場所にしていければ」と力を込める。
営業時間は8時~24時。駐車場10台完備。オープン当日は12時~21時にオープニングパーティーを開催。要予約。