九十九里町は4月9日、音楽ユニット「かのんぷ♪」への観光大使委嘱式を行った。今回は4期目の委嘱となる。
「かのんぷ♪」は、九十九里町出身の中村大介さんと、中村里衣さんが結成した音楽ユニット。「ハッピーのシェア」をテーマに活動し、今年で結成21年目を迎える。東京での音楽活動を経て2010年に九十九里町へ拠点を移し、現在は同町を活動の本拠地としている。年間約100本の公演を全国で行うほか、特別支援学校への巡回公演、九十九里高校でのウクレレ外部講師なども担う。銚子電鉄の公式アンバサダーも務めるなど、地域横断的な活動でも知られる。
観光大使の活動について、中村さんは「行政だけでは発信しきれない言葉やアートワークを、音楽という形で届けることが役割だと考えている」と話す。全国公演の場で同町をアピールするほか、「東京から一番近い太平洋の町」という独自の言葉を軸に、地元の子どもたちが郷土への誇りを持てるようなブランディングに継続して取り組んでいる。
委嘱式では、町長との対談を通じ、同町の認知向上や観光客・移住者の誘致に向けた連携強化を確認。町が整備した片貝海岸に設置した「99」モニュメントのさらなる活用、地域おこし協力隊との協働、観光グッズの制作・販売などの具体的な施策も検討された。
中村さんは「九十九里町に恩返ししながら、関係者と連携を深めて町のブランディングを担う架け橋になることが4期目の使命」と意気込む。