山武市の旧山武西小学校(山武市大木)跡に3月14日、団体向け宿泊施設「仲間と泊まる学校 さんむ西小」がオープンする。マイナビ(東京都千代田区)地方創生推進事業部が手がける。
開業に先立つ3月7日にオープニングセレモニーが開かれ、松下浩明山武市長、佐久間靜夫長南町副町長、マイナビの粟井俊介社長が出席し、バルーンリリースや施設内覧会が行われた。
午後には「さんむ西小文化祭」と名付けた地域交流イベントも開催。キッチンカーフェスやワークショップ、千葉ジェッツU15交流戦など多彩な催しに多くの地域住民が参加し、会場は終日にぎわいを見せた。
現場責任者の三上奈々穂さんはオープニング当日、「こんなにたくさんの方が来てくださるとは思っていなかった。『これからもっと頑張らないと』という気持ちと、皆さんにもっと喜んでいただけるよう継続していかないといけないと強く感じた」と意気込む。
同施設は、2018(平成30)年に長南町で開業した「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」に続く、マイナビが手がける全国2校目の廃校活用事業。2021年3月末に閉校した旧山武西小学校を改修し、最大114人が宿泊できる団体専用施設として再生した。教室を改装した客室や大浴場、懐かしい給食スタイルの食事が特徴で、校舎だけでなく体育館やグラウンドも利用できる。スポーツ合宿や企業研修、ゼミ合宿など幅広い用途に対応する。
山手の高台に位置する同施設は防災拠点としての役割も期待されており、災害時には避難所として無償開放する方針。山武市との包括協定締結に向けた協議も進んでいるという。
地域創生推進事業部長の竹嶋智之さんは「『山武って楽しい』と全ての人が思える場所にしたかった。山武をまだ知らない宿泊者には、また来たいと思える居心地のいい空間を、地域の方々には、生きがいや仲間と出会える拠点を目指したい」と力を込める。
宿泊料金は1人7,700円~(シーズンにより変動)。貸し切りプランとシェアプランを用意し、1日最大2団体を受け入れる。