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東金で農福連携技術支援者育成研修の試験 農業と福祉つなぐ人材育成へ

受講生

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 山武合同庁舎で2月5日、「令和7年度農福連携技術支援者育成研修」の修了試験が行われた。

農福連携の現場で学ぶ

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 同研修は、農林水産省が認定する農福連携技術支援者の育成を目的としたもので、昨年11月から今年2月にかけて実施。 農業と福祉の実務的な知見を生かし、農福連携を現場でアドバイスする専門人材の育成を目指す。

 研修は2部で構成。第1講座では、eラーニング形式で「農福連携概論」「社会福祉と障害者福祉」「障害者雇用と就労系障害福祉サービスの仕組み」「農業経営の仕組み」など11科目を配信。千葉大学園芸学研究院の吉田行郷教授、埼玉県立大学の朝日雅也名誉教授、恵泉女学園大学の藤田智副学長ら各分野の専門家が講師を務めた。

 第2講座では4日間の実地研修とグループワークを実施。千葉大学柏の葉キャンパス会場では、小松菜の養液栽培の収穫・調製作業やセルトレイへの播種、噴霧器による散布作業など実際の農作業を通じて、作業細分化や難易度評価、作業割当ての技法を学んだ。

 最終日の2月5日は、午前中に大網白里市のNPO法人「ジョブファーム」で実地研修を実施。代表の高橋正己さんが障害福祉サービス事業の運営実務について、農福連携の取り組みを説明した。高橋さんは「現場の空気を感じてもらうことで、eラーニングで学んだ座学と重ね合わせ、より雰囲気がつかみやすくなる」と話す。

 受講生の川添公貴さんは「ジョブファームで具体的な農福連携の話を聞けたので、理解しやすかった」と振り返り、「農業者と福祉、その間をつなぐものとして農福連携を推進し、農業を元気にしたい」と意気込む。

 午後は修了試験と閉講式を行い、研修の全日程を終了した。

 千葉県の農福連携の未来について、高橋さんは「千葉県は海も港も空も道路も利便性が良く、温暖な気候。農産物生産額第4位の千葉県が農福連携をきっかけにどんどん上がっていって、他県の人が千葉県に来てもらえれば」と期待を込める。

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