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東金で域学共創プロジェクト報告会 城西国際大生が9つのテーマ発表

参加した学生ら

参加した学生ら

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 東金ショッピングセンターサンピア(東金市東岩崎)で2月3日、城西国際大学(東金市求名)による「2025年度域学共創プロジェクト報告会」が開かれた。

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 同プロジェクトは、千葉東金キャンパス周辺地域や創立者の故郷である鴨川市など、学生が学部学科の枠を超えて地域課題の解決に取り組む活動。本年度は100人以上の学生が9グループに分かれ、約1年間にわたり地元自治体・企業・団体の協力を得ながら調査や改善策の検討を進めてきた。

 報告会では各グループが9分間のプレゼンテーションを実施。「障がい者の『生きる』に寄り添うコミュニティケア」では、「いろだま」(一宮町一宮)や水田美術館と連携し、アール・ブリュット展を開催。約550人が来場し、作者へのメッセージカード181枚を届けるなど、障害のある人と地域住民をアートでつなぐ活動を展開した。

 「ケア機能のあるまちづくり」では、山武市成東地域の学童保育クラブで防災かるたや防災釣りを用いた教育を実施。子どもたちが楽しみながら防災知識を学べる工夫を凝らした。

 「地域の自然と食の課題に取り組むプロジェクト」では、イチゴ農家の援農やトウキョウサンショウウオの保全活動に取り組み、フードロス削減や絶滅危惧種保護に貢献した。

 「川代棚田共育プロジェクト」は鴨川市で田植えから収穫祭まで体験し、地域住民や留学生との多文化交流を深めた。「山武市在住高齢者のデジタルデバイド解消プロジェクト」ではスマートフォン教室を開催し、高齢者のデジタル活用を支援。

 「道の駅と大学」では、九十九里町で開催されたサイクリングイベント「ビーチフローライド」の運営に協力し、86人の参加者を6市町のエイドステーションでもてなした。

 「オリーブ産地化応援プロジェクト」では、東金市が進めるオリーブ栽培を支援。オリーブ葉パウダーを使ったチョコレートを開発し、キャンパス内で販売を始めた。

 東金市在住の男性は「地域にとって、とてもよい取り組みをしてくれている。より多くの人にこの大学の取り組みが届いてくれるとうれしい」と話す。

 会場には協力した自治体・企業・団体の関係者も参加し、学生の発表に質問や激励の声を寄せた。

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