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九十九里町の地域おこし協力隊に3人着任 観光・農林水産振興へ

(左から)浅岡町長、井阪さん、舟元さん、高木さん(写真提供=九十九里町企画政策課)

(左から)浅岡町長、井阪さん、舟元さん、高木さん(写真提供=九十九里町企画政策課)

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 九十九里町役場で2月2日、町として初めて委嘱する「地域おこし協力隊」の委嘱状交付式が行われた。

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 今回委嘱されたのは、井阪匡利さん、舟元研二さん、高木智之さんの3人。それぞれ浅岡厚町長から委嘱状の交付を受けた。

 同町は人口減少や高齢化が進む中、地域の活力維持と持続可能なまちづくりを進めるため、昨年秋から地域おこし協力隊員を初めて募集。書類審査と面接を経て4人を採用し、今回3人が2月1日付で着任した。残る1人は3月に情報発信強化を担当する隊員として着任予定。

 井阪さんと舟元さんは農林水産業の振興を担当。高木さんは観光振興を担当する。地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等に移住し、地域ブランドや地場産品の開発・販売、農林水産業への従事、住民支援などの地域協力活動を行う制度。任期は1年更新で最長3年。隊員は町が全面的にサポートしながら、地域住民とのつながりを築き、それぞれのスキルや経験を生かした活動を展開していく。

 町役場企画政策課の山田昌之副主幹は「九十九里町は、夏といえば九十九里浜で車が渋滞するほどの観光地だった時代もあるが、レジャーの多様化で魅力を発揮できない状況が続いている。職員にも限りがあるため、外部からの視点で町の魅力を発揮してくれる方を期待して協力隊制度に踏み切った」と今回の募集背景を説明する。「町外の視点を生かしながら、地域の魅力を共に発見し、活動してくれることを期待している。九十九里町が本当に変われるチャンスだと思う」と協力隊への期待を話した。

 3人の隊員は今後、地域住民と交流を深めながら、農林水産業の活性化、観光振興、地域ブランドの確立など、それぞれの担当分野で活動を本格化させる。3月に着任予定の情報発信担当隊員を加えた4人体制で、町の未来志向のまちづくりを支えていく。

 大阪から移住した舟元さんは、長年飲食業に携わった経験を生かし、町の農林水産物のブランド化や関西方面へのPR活動に取り組む意向を示す。「関西では千葉県の県産品があまり知られていないので、西に向けて良いものがあるとPRしていきたい」と力を込める。

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