多古町魅力発信交流館「たこらぼ」(多古町多古)で2月1日、「多古町が遊び場になる1日!~まちのスコーレin多古町~」が開かれ、多くの親子連れや地域住民でにぎわった。
主催は、多古町で子ども向けの居場所づくりやワークショップを行っている任意団体「ちいさいタネ」。神奈川県茅ケ崎市を拠点に「まち全体が遊び場学び場」をコンセプトとした多拠点の遊び・学びの場づくりを手がける「まちのスコーレ(一般社団法人「遊びでまちづくりする準備室」)」が協力した。
両団体の出会いは、一昨年の城西国際大・大学祭での子ども中心の遊び場「こども大学」。ちいさいタネ代表の大村晴香さんは「こども大学のときに、子どもだけではなく大人も居心地が良かった。こんなことを多古町でもやってみたいと思った」と振り返り、今回のイベント開催へとつながったという。
外の広場では、「まちのこ団」による移動式遊び場、新刊移動書店「ハリ書房」が開かれた。飲食ブースでは、クレープやスコーン、焼き菓子、コーヒーなどの軽食・ドリンクに加え、カレーや沖縄そばなどの食事メニューも提供。芝居や踊り・殺陣の披露、多古町マスコットキャラクター「ふっくらたまこさん」と一緒に、子どもも大人も盆踊りを踊る姿が見られた。
室内では、多古町アドベンチャーマップをはじめ、多古町の写真を用いてコラージュによって幻獣を生み出す「コラー獣」や缶バッジ作りのワークショップ、子育てサロン和空間「わたことり」の勝又麗さんによるお楽しみシアター、同町地域おこし協力隊加藤唯斗さんによる世界のボードゲームコーナーなどが展開された。
こどもマルシェでは、匝瑳市のさくら書道教室に通う小中学生が自ら考えた「書道店」を開店。はがきや手作りのキーホルダー・ミニ掛け軸などに、客のリクエストに応えて筆で文字を書き上げ、販売した。小学5年の男児は「緊張していたけどうまくできて良かった」、中学3年の女子生徒は「字を褒めてもらえてうれしかった」と話していた。
まちのスコーレ代表の矢野雅大さんは「遊び場づくりでは、『混ざる』ことを大切にしている」と話す。「地域内外の人が集まり、遊びを通して多世代・多様な価値観に触れる場を設計してきた。今後も全国各地の団体や自治体、企業と協働し場づくりを続けていきたい」と意気込みを見せる。