九十九里町片貝海岸で1月25日、毎月恒例のビーチクリーン活動が行われ、約30人が参加した。
この活動は、地元の貝卸販売会社「茂丸」(九十九里町不動堂)の高山茂勝さんが主催。8年ほど前から毎月第4日曜日に定期開催している。
きっかけは、10年ほど前に同海岸でサーフィン大会を開催したこと。高山さんは「場所を使わせていただいているという恩返しの気持ちで始めた」と振り返る。大会時だけでなく、毎月継続的に清掃活動を行うことを決めたという。
当初は40~50人の参加者があったが、コロナ禍の影響で一時期は3~4人まで減少。それでも高山さんは「100人でも1人でも、ビーチクリーンはビーチクリーン」と活動を継続してきた。
当日、練馬区から参加した女性は、サーフィン仲間の高山さんとの縁で5年ほど前から毎回参加している。「ごみを拾ってみたら結構落ちていた。たばこの吸い殻を鳥が食べてしまうなど、環境への悪影響を実感した」と話す。夏の海水浴シーズンには花火やペットボトル、缶などのごみが大量に集まるという。
活動は強制参加ではなく、参加者は自らの意思で集まってくる。「共感していただける方がこんなにたくさんいるのがうれしい。毎月来てくれる方の中には『一人でやらせないよ』と言ってくれる方もいる」と高山さん。「遊びながらごみを拾う経験をした子どもたちが、大人になった時にごみを捨てる人間ではなく、拾う人間に育っていく。そういう環境を残してあげることが、われわれ大人のできることの一つ」と力を込める。