旭市のサンモールシネマ(旭市イ)で1月18日、映画「五十年目の俺たちの旅」の中村雅俊監督トークショー付き上映会が開かれた。
同イベントは、旭市とあさひロケーションサービス協議会が主催。当日は2回上映し、いずれもチケットは完売。会場には県内外から多くのファンが詰めかけた。
トークショーでは、中村監督が初監督作品への思いを話すとともに、旭市での撮影を振り返った。監督は「使っていない病棟の廊下で撮影に集中できて本当に助かった。最後の重要なシーンに向けて話が進んでいく」と、総合病院国保旭中央病院での撮影について述懐。「ハンバーガーカフェno Wave」「いいおか潮騒ホテル」、飯岡海岸など市内5カ所のロケ地について、「海が見えてすごくいい立地条件だった」と感謝を伝えた。
撮影を支えた「旭おっぺし隊」は、あさひロケーションサービス協議会の実動部隊として活動する、ロケを支援する民間のボランティア組織。旭市観光物産協会事務局長を務める水野竜也さんによると、同組織は5年ほど前から準備を重ね、地域連携を図りながらロケ支援体制を整えてきた。今回の撮影では、中央病院スタッフとの連携により、弁当の手配やロケ地サポートを実施。中村監督は「応援してもらっているという実感がある」と、同団体の活動を評価した。
水野さんは「ロケツーリズムは相手ありきで、話が来た時にどれだけ準備ができているかが重要。今回はアクティブシニア層に合う作品で、平日でも遠方から足を運んでくれる」と手応えを話す。映画では50年前のドラマシリーズのファン層がターゲットとなっており、経済効果も期待される。
2月6日まで、市内ロケ地を巡る「俺たちの旭」まち巡りスタンプラリー、サンモール1階でのパネル展を行っている。