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一宮で福祉事業所と消費者つなぐ取り組み「廻廊。」 現場に触れるきっかけを

利用者と共に収穫作業を行ったヒマワリはヒマワリ油として商品化された(写真提供=一ノ宮堂)

利用者と共に収穫作業を行ったヒマワリはヒマワリ油として商品化された(写真提供=一ノ宮堂)

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 生産者や福祉事業所などの作り手と消費者をつなぎ応援する取り組み「廻廊。」が1月10日に始まった。

ヒマワリ油のパッケージデザインは全盲アーティスト鈴木裕二さんの作品(写真提供=一ノ宮堂)

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 企画した一ノ宮堂の高木智之さんは「農家として農福連携を進めている。福祉事業所の職員や利用者と共に農産物や加工品作りに取り組んでいるが、出来上がった製品をただ売るのではなく、出来上がるまでの過程や作り手の思いも消費者に届けられないかと考えた」と話す。

 同サービスは、実際に商品を製造している場所に出向き、現場を見学。関係者の話を聞いたうえで商品を持ち帰る。第1弾として一宮の障害者支援施設「青松学園」と就労継続支援B型事業所「キッチンせいしょう」で作ったヒマワリ油「向陽笑(ひまわり)」の製造に触れるプランを企画した。高木さんは「向陽笑のパッケージデザインは全盲アーティスト鈴木裕二さんの作品。商品プランを提案後、職員と共にイラスト60点、商品名30案提案してくれた。その熱意や思いにも触れてもらえたら」と話す。

 「商品として販売するだけではなく、現場を見て体験することで理解を深める機会を提供したい。利用者のリアルを知ることで、商品に対する思いに共感し応援につながれば」とも。「今後は、さをり織りやライ麦ストローを作る取り組みも考えている。『廻廊。』が、生産者や福祉事業所の活動を広める共創・共生のプラットフォームになっていけば」と意気込む。

 開催時間は10時~15時。参加費は1人9,900円(1回4人まで)。開催日は平日で応相談。

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