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旭・地域おこし協力隊第1号隊員卒業に感謝と激励 3年の成果報告

旭市の地域おこし協力隊を卒業する長江さん(左)と所属先の観光物産協会の事務局長水野さん(右)

旭市の地域おこし協力隊を卒業する長江さん(左)と所属先の観光物産協会の事務局長水野さん(右)

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 旭の「おひさまテラス」(旭市イ)で9月28日、「“あさひ”と共に歩んだ日々 旭市地域おこし協力隊卒業報告会」が開かれた。

長江さんの報告への注目度は高く、市内・近隣から多数の聴衆が集まった

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 企画・主催は同市地域おこし協力隊で移住定住を担当している長江純一さん。長江さんが所属し活動している旭市観光物産協会と合同で行った。

 会場内のステージ「ミライパブリック」に長江さんが登壇し、数々の写真と共に活動を振り返った。

 長江さんは2022年10月に活動を始めた。旭市の地域おこし協力隊第1号として、移住・定住をテーマに幅広く活動してきた。「『移住してもらうまでは相談に乗る、移住したら相談は終わり』という関わり方では不十分。移住後の生活に充実感を持ってもらうことが必要」と、移住者同士、移住者と市民のつながりを作るための交流会も開いてきた。

 活動から感じた発見や今後の市への提案を話し、最後は卒業後の展望で締めくくった。長江さんはプロのトランペット奏者でもあり、自身のブラスバンド「アンサンブル・リシェ」でも演奏している。旭市を含んだ千葉県東部を盛り上げるため、今度も演奏活動を継続していく。

 旭市観光物産協会の事務局長水野竜也さんは「旭市の地域おこし協力隊ではなくなるが、これから長江さんが活動される地域で、その地域の魅力を発信していくために協会として協力していきたい」と話す。

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