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多古町で「福祉留学」始まる 専門学校生が地域福祉を体験

多古町の商店で地域の人の声を聞き、地域福祉とは。を理解する

多古町の商店で地域の人の声を聞き、地域福祉とは。を理解する

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 多古町の福祉の仕事と地域を体験する「福祉留学」プログラムが9月25日~27日の3日間にわたり行われた。主催はタコ足ケアシステム。

福祉留学生ら

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 福祉留学は、多古町の福祉の仕事を2泊3日で体験できるプログラム。9月~11月に計3回の開催を予定している。初回となる今回は、福祉専門学校「専門学校新国際福祉カレッジ」(四街道市山梨)の1年生23人が授業の一環で参加した。

 プログラム初日は同団体のメンバーが講師を務め、多古町の地域福祉について学ぶ内容。学生たちは学校の授業で学んだ内容が実践される様子を目の当たりにし、説明に聞き入った。昼休憩には事前に調べた町内の飲食店にチームごとに分かれて訪問。午後は福祉事業所の利用者と共に商店街を散策し、複数の店で店主から地域福祉のエピソードを聞いた。

 タコ足ケアシステムは、同町を拠点に住民がつながり合う場を提供し、地域の困り事を解決するために設立された、世代や分野、業界を超えたネットワーク団体。

 同団体のメンバーの一人は「多古町そのものに興味がある人、福祉に興味がある人、いろいろな人に参加してほしい。2泊3日では正直足りないが、百聞は一見に如(し)かず。実際に来て体験してもらうのが一番伝わる。まち歩きは何回やっても、本当に多古町は面白いと感じる」と話す。

 今後の開催日は、10月23日~25日、11月13日~15日。

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